- 2016年 4月 25日
- ■ワクチン接種について
ワクチン接種は様々な病気から愛犬・愛猫を守るために必要不可欠です。
ウイルスの中には人にも感染するものもあるので、共に健康で暮らしていくためにもワクチンによる予防が大切です。
●成犬・成猫へのワクチン接種
年に1回の接種となります。
●仔犬・仔猫へのワクチン接種
仔犬・仔猫の場合、母親から初乳を介して様々な病気に対する免疫をもらっています。
そのため、免疫が多く残っている状態でワクチン接種を行うとワクチン成分をやっつけてしまい効果が得られません。
なので免疫が切れる時期を見計らってワクチンを接種することが大切です。
仔犬は2~3回のワクチン接種が必要で、最後の接種は生後90~120日頃に終わらせることが理想的です。それ以降は年に1回の追加接種となります。
●当院のワクチンの種類
<ワンちゃんの場合>
・6種ワクチン
・10種ワクチン
<ネコちゃんの場合>
・3種ワクチン
・5種ワクチン
・エイズワクチン
ワンちゃん・ネコちゃんのライフスタイルにあったワクチンを選んであげて下さい。
●ワクチン接種後
激しい運動などは控え、なるべく安静にしてあげて下さい。
またワクチン接種後は体を触ると痛がることがありますが、ワクチンの正常反応によるものなので様子を見てあげて下さい。
※極端にぐったりしている、元気がない場合は病院へ連絡して下さい。
●ワクチンアレルギーについて
ワクチン接種後は稀にアレルギー反応を起こす子がいます。
<主な症状>
・顔や目が腫れる
・体を痒がる など
アレルギーが起こりやすいピーク時はワクチン接種後3~4時間前後とされていますので、ワクチンを打つ際は、できるだけ午前中の診察または午後の早い時間での接種をお願いしています。
※そのような症状が現れた場合は、お注射で落ち着かせることができますので再度来院されて下さい。また、ワクチン接種後にアレルギー症状が出た場合、次回のワクチンは種類を変えてお打ちしますので、スタッフにお伝え下さい。
その他気になる点がございましたらお気軽にお問い合わせ下さい。